タッチタイプの習熟

 タッチタイプを練習する場合、速さは考慮しないでください。これはどんなに速くなっても忘れてはならないことです。タッチタイプと、そのためのホームポジションは一つの「型」です。空手の型や演舞、中国拳法のコンフーなんかと同じで、「練度を高める」という考え方で取り組むとわかりやすいと思います。

 この考え方に立つと、速く打つより、より時間をかけて練習することが大事であるように思えてきますが、飽くまでこれは基礎であり、早く打つための足がかりに過ぎません。土台はしっかり作っておきましょう。

 また自分で基礎が足りないと思ったらいつでもノーミスの練習をしてみてください。指が止まることを恐れないで正確さを重視し、スピードよりも確実に打つことを第一に。この時は焦っても仕方がないです。間違った癖がつくよりは、指を止めてでも正しい運指癖をつけるほうが重要です。結果的に苦労が少なくて済みますし、いざというときこの正確さは武器になります。

 理想論だと思われるかもしれませんが、「土筆叩」というソフトのランキングではノーミスで4000連打した人の記録があります。ここまでとはいいませんが、これに近い記録が出せるようになれば、正確性はほぼ完璧といって良いでしょう。多分*1

*1:4000コンボを出したことがないのでわかりませんが、1000コンボが出せればタイプウェルで正確性97〜98%を維持できるかと